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譜久山仁 の 第3診察室

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乳癌の治療について



今日は、ちょっと重いお話。現在進行形の乳癌の治療についてです。
クリックしていただけると、うれしいです。

 乳癌の治療について、調べています。

手術が出来る状態、
手術が出来なくても、ホルモン治療が出来る状態、
ホルモン治療が出来なくても、とても効果のあるお薬(ハーセプチン)が効く状態、
の順に、病気の状態が重い、と考えると、
今、調べているのは、

それよりも重い状態 です。

手術が出来ない。
ホルモン受容体(エスロトゲン受容体、プロゲステロン受容体)が陰性なので、ホルモン治療ができない、
HER-2受容体が陰性なので、ハーセプチンを使えない。

ホルモン受容体が2つとも陰性で、
HER-2受容体が陰性 の状態を
トリプルネガティブ、と言うそうです。

ネガティブは、陰性、という意味ですが、
説明を受ける患者さんにとっては、暗いイメージを持ってしまいがちだと思います。

受容体が一つ陰性になるたびに、効く薬が減って、
それが3つ加わると‥

治療を行う側も、頭を悩ますことになりますが、
少しでもポジティブに説明できるように、治療内容を勉強しようと思います。
乳癌の治療について_c0029677_1152923.jpg

by fkymhts | 2008-11-17 01:15 | 病気のこばなし