譜久山仁 の 第3診察室

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Eさんへ

 がんが進行してくると、患者さんはこれまで経験したことがないことに戸惑われることがあります。

今日は、進行がんの治療のために入院されている患者さんで、
退院後のご自宅での生活に不安を感じられているEさんへのメッセージです。



デリケートな問題ですが、進行がんの患者さんにはこのようなお話ができるタイミングも限られます。
クリックしていただけると、うれしいです。


動ける間にできるだけの事をして欲しいんです。

病気が進むにつれて、残りの時間が短くなるにつれて、
時間はだんだんと重くなってくるんです。

最期には1分でも、1秒でも、長く生きたい、と思うんです。


今は2~3日病院に長くいることをなんとも思わないかもしれませんが、
あの時にもっと出来ることがあったのに、と後で思って欲しくないんです。


残念ながら、病気の進行とともに出来ることは限られてきます。

今なら、近くに旅行に行くこともできます。

しんどくなったら出来る限りのサポートをしますから、動ける時にしたい事をしましょう。
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by fkymhts | 2009-04-06 22:17 | 医者と患者さん