譜久山仁 の 第3診察室

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インフルエンザについてのメモ No.2

インフルエンザについてのメモ No.1の続きです。



5月18日午前6時現在のインフルエンザ国内感染者数が96人になりました。
今日はフェイズ、についてすこし詳しいお話。クリックしていただけると嬉しいです。


インフルエンザの警戒水準について、フェイズ、という言葉がよく出てきますが、
WHOとCDCでは、異なるようです。

WHOによる新型インフルエンザ・パンデミックの警戒水準 (数字はフェイズ)

1 亜型ウイルスの存在が確認されているがヒト感染のリスクは低い
2 亜型ウイルスの存在が確認され、ヒト感染のリスクがより高い
3 ヒトからヒトへの感染は無いか、あるいはきわめて限定されている(家族や身近な接触者等)
4 ヒトからヒトへの小規模感染(単独国家内での感染)を認めるだけの証拠が存在する。パンデミックとなる可能性は中~高程度
5 ヒトからヒトへの相当数の感染(単一のWHO管区内における複数の国家での感染)を認めるだけの証拠が存在する。
パンデミックへと発展する可能性が高く、早急に大流行への計画的な対策を講じる必要性がある
6 グローバルパンデミック(世界流行)の状態。
フェーズ5の状態に加え、当初集団発生したWHO管区とは異なる管区で集団発生が確認される。

(ピーク後)
流行のピークは過ぎたものの、流行再燃の懸念が残る状態。
(パンデミック後)
パンデミックを起こしたウイルスが通常のインフルエンザウイルスと同等の状況となった状態。しかしパンデミックに対する警戒と備えは維持する必要がある。

流行の規模に応じて、
(1)エンデミック、(2)エピデミック、(3)パンデミックに分類される。

エンデミック
地域的に狭い範囲に限定され、患者数も比較的少ないもの。地方性流行とも呼ばれ、いわゆる風土病も、エンデミックの一種に当たる。
エピデミック
流行の規模が大きくなり、比較的広い(国内〜数カ国を含む)一定の範囲で、多くの患者が発生するもの。
パンデミック
さらに流行の規模が大きくなり、複数の国や地域に亘って(=世界的、汎発的に)、さらに多くの患者が発生するもの。

このうち最も規模が大きいものがパンデミックでフェイズ5-6が該当する。


アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によるフェイズ
前パンデミック期:フェイズ 1-2
パンデミック・アラート期:フェイズ 3-4-5
パンデミック期:フェイズ 6

出典 ウィキペディア

現在は、フェイズ5の状態。
今後の感染の広がりに注意が必要です。
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by fkymhts | 2009-05-18 06:45 | 病気のこばなし