譜久山仁 の 第3診察室

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岩田健太郎 先生の 公開勉強会 速報



今日は、公開勉強会のレポートです。
クリックしていただけるとうれしいです。


神戸大学の岩田健太郎教授をお迎えしての
譜久山病院 第13回公開勉強会を 開催しました。

タイトルは、
『抗菌薬の考え方・使い方』

講師
神戸大学医学部附属病院 感染内科 科長
神戸大学大学院医学研究科 微生物感染症学講座感染治療学分野
教授  岩田 健太郎 先生

ちなみに、岩田先生は、こんな方です。

先生のブログにも、ちょこっと講演会のことが触れられています

 抗菌薬(いわゆる、化膿止め)のお話を、
考え方からはじめて、具体的な使い方まで、
とてもわかりやすく、惹きこむように
一気にお話されました。

 とくに、
抗菌薬は、バイキンを退治するためのクスリですが、
バイキンに対して投与するのではなく、患者さんに対して投与するので、
患者さんの状態についての分析が大切、という点。


抗菌薬は、
いろんなバイキンに対して効果があるクスリを使うのではなく、
目標とするバイキンに効果があるクスリを使う。

いろんなバイキンに対して効果があるクスリを不必要に使っていると、
そのクスリが本当に必要なバイキンに抗菌薬に対する抵抗性が出来てしまい、
効果がなくなってしまう。

だから、
抗菌薬は、
今、必要な人たちに、
そして、未来に必要となる人たちに使ってもらえるように、
適切に使わないといけない、という点。

この2点が心に残りました。

抗菌薬の使い方を通じて、
目の前の患者さんだけでなく、
今、抗菌薬が必要なすべての患者さん、
未来に必要となる患者さんのことを
考えさせていただけた講演でした。

講演終わりに、謝辞を述べさせていただきましたが、
「上医」という言葉が、ぴったりな先生でした。
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by fkymhts | 2009-07-12 17:03 | イベントのおしらせ