譜久山仁 の 第3診察室

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長く続く痛みに、効いてほしい

 痛み止めを飲んだり、シップを貼ったりしても、なかなか治らない痛み、
困りますよね。



今日は、3ヶ月以上続く痛みに使える、新しい痛み止めのおはなしです。
クリックしていただけると、うれしいです。


 けがや病気が治った後も、痛みが残ることがあります。
このような痛みは、長く続くことがあり、
3ヶ月を越えて続く痛みを「慢性疼痛」といいます。

 慢性疼痛に対して、
効き目がおだやかな痛み止め(消炎鎮痛剤:しょうえんちんつうざい)を
飲んだり、貼ったり、坐薬としてお尻から入れたり、注射したりしても、
なかなか治らないことがあります。

 このような時は、
効き目が強い、オピオイドと呼ばれる痛み止めを使うことがあります。
オピオイドは麻薬や麻薬に准ずるお薬で、
痛みを抑えるのに
コデイン
モルヒネ
が、これまで使われていました。

 モルヒネ、ときくと、ギクッとするかもしれませんが、
がんの時以外も、慢性疼痛の治療では使われているのです。

そして、この1月20日から、
デュロテップMTパッチという、貼り薬が、
慢性疼痛の治療に使えるようになりました。

デュロテップMTパッチを販売しているヤンセンファーマ株式会社のプレスリリースです。
http://www.janssen.co.jp/inforest/public/home?paf_gear_id=2100029&paf_gm=content&paf_dm=full&vid=v11&cid=cnt64112


デュロテップMTパッチは、
がん性疼痛(がんによる痛み)に対して使われることが多い麻薬の貼り薬ですが、
このたび、講習を受けた医師が処方する場合に限り、
慢性疼痛に使うことが出来るようになりました。

 ふくやまも、
ほかのお薬で痛みをとることが出来ない患者さんの担当をさせていただいており、
早速、講習をうけてみました。

 講習終了の確認書が手元に届けば、
患者さんにこのお薬を処方することが出来ます。

 長く続く痛みに、ぜひ、効いてほしい。

 すべての慢性疼痛に対して効果があるわけではないのですが、
とても、期待しています。
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by fkymhts | 2010-02-12 17:09 | 診察室のひとりごと