譜久山仁 の 第3診察室

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second opinion = セカンドオピニオン

「肺に影がありますね。CTでは、癌の可能性が高いです。
肺癌かもしれませんが、胃や腸などの癌の転移の可能性があります。」

「それは、えらいことやな。どないしよう。」

「まずは、胃や腸の検査をしましょう。
胃は、胃カメラで検査できますし、腸は大腸カメラか、お尻からバリウムを入れる注腸検査で調べましょう。」

「大腸カメラは、前にほかの病院でしてもらって、えらい目にあったんや。」

「それでは、注腸検査をしましょうか。」

「でも、ここで検査をしたら、ここで治療をせんとあかんのやろか?」

「いえ、そんなことはありませんよ。
今の時点で、県立病院やほかにかかりたい病院をご紹介してもいいですし、検査の結果がそろったところでご紹介してもいいです。
こちらでの治療を希望されるようでしたら、ここでできる範囲で治療をさせていただきます。
ご希望がありましたら、いつでもおっしゃってください。」

「それなら、とりあえず、検査はここでしてもらおうか。」

「検査の結果が出た時点で、希望される治療ができるようにしましょうね。」

第3診察室での患者さんとの会話です。

病院で検査、治療を受けるときに、その病院で大丈夫なのかということは、検査、治療が大きくなればなるほど心配になってくると思います。
病院についてのランキングの本はあっても、すべての病院が載っているわけではないですし、その評価が常に正しいわけではないでしょう。
それでは、どうしたらよいのでしょう?

第3診察室では、second opinion = セカンドオピニオン を積極的にお勧めしています。

患者さんが納得のできない治療は、決してうまくいきません。
安心して治療を受けられる病院、医師を選ぶ、ということはなによりも優先しないといけない問題です。

どんな病院でも、あなたが受けたいときに、あなたが希望するすべての検査、治療をうけることは、非常に困難です。
残念ながら、譜久山病院で可能な検査、治療にも、限りがあります。
そこで、あなたが希望する病院、もしくは、こちらがお勧めする病院にあなたの検査結果をお知らせして、その病院での治療についての説明を受けていただきます。
 このことを、セカンドオピニオンを求める、といいます。
その上で、あなたが安心して治療を受けることのできる病院を選んでもらいます。

治療は、あなたが主役です。
あなたが信頼してかかれる病院か、医者か、ということを、あなた自身が判断してください。

第3診察室では、いつでも、ほかの病院、医師に対して、ご紹介します。

あなたが第3診察室を選ばれたならば、一緒に治療をしていきましょう。
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by fkymhts | 2005-04-07 22:50 | 医者と患者さん