譜久山仁 の 第3診察室

shinsatsu.exblog.jp
ブログトップ

地域<を大切にする>医療

 地域医療、という言葉をよく耳にします。

では、地域医療って、なんなの?と聞かれると、
「地域を対象とする医療」とか、「地域の人の役に立つ医療」とかいう答えが返ってきます。

ちょっと待って。
病院って、地域の人がいるから成り立っているんじゃないの?
地域を対象とし、地域の人の役に立っている、というのは、当たり前のことだと思うのです。

先日、新入職員の方の歓迎会の病院長挨拶で、考えさせられるお話を聞きました。c0029677_23171035.jpg
*************
病院は、地域を大切にする医療を提供することが、その責務です。

そのために、
譜久山病院はメディア(情報を発信する組織)になろう!
譜久山病院はコンシュルジェホスピタルをめざそう!   というのです。


病院とメディア。この2つがどうして結びつくのでしょう?
譜久山病院では地域の方が参加していただける勉強会を行っています。
生活習慣病を中心に私たちが地域に発信すべき情報は沢山あると思います。
病気になってから治療をするのではなく、未病の段階で発見し、病気の芽を断つ。
これを公開勉強会だけではなく、外来や病棟で、訪問の現場で発信していく。
そして、自分たちもよい生活習慣のなかで過ごし、自らの姿勢を持って、実のある情報発信をしていく。
病院は、情報を発信して、実行に移す場となることができるのです。

コンシェルジュホスピタル、というと、まったく見当がつかないかもしれません。
コンシェルジュとはホテルでお客様の要望をお聞きし、ご提案する職業です。
それもホテル内の施設にとどまらず、コンサートチケットやお勧めできるお店など、周辺の地域の情報もご提案できる人たちです。
患者さんのことを考えて、最善の選択肢が何か、という相談や親身の提案ができる病院を目指して行きたいと思います。
**************************************

メディアとなり、コンシェルジェホスピタルをめざすことで、
患者さんを、地域を大切にする医療を提供していきたいです。
[PR]
by fkymhts | 2005-04-12 23:37 | 診察室のひとりごと