譜久山仁 の 第3診察室

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家で過ごしたくないですか?

 家で過ごす、ということは、いつごろから難しくなるのでしょう。
自分ひとりでご飯を食べることができ、トイレに行け、お風呂に入ることができれば、
家で過ごすのは問題ないでしょう。
自分ひとりでできなくても、サポートしてくれる人が居れば、家で過ごすことはできます。
その能力が無くなり、サポートが得られなくなった時、
家で過ごすことが困難になるのでしょう。

 病気により家で過ごす能力が損なわれた際に、その能力を回復するために病院は必要です。
しかし、残念ながら治療によっても回復が期待できず、徐々に身体が弱っていき死が避けられない状態になった時には、病院は人が亡くなるのには相応しい場所ではないように思います。
 病院の療養環境の改善は勿論大切ですが、家で最期を迎える、家族で過ごす最後の時間をもつ事を
患者さん、ご家族、医療者で話し合う事は、患者さんご本人の意思を尊重する上で何よりも大切だと思います。

 あなたは、最期の時を、どこで、誰と、どのように過ごしたいですか?
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by fkymhts | 2013-05-19 17:49 | 白衣を脱いで