譜久山仁 の 第3診察室

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ペグ

 ペグ=PEG: percutaneous endoscopic gastrostomy
(経皮的内視鏡的胃瘻造設術) について、少しお話をしますね。

 ペグって、なんだろう? って、思われた方。

ペグは、食事を十分にとることができない方が、栄養を取ることができるようにする方法のひとつです。具体的には、皮膚の上から、胃の中に直接管をいれる胃瘻、というものを作って、そこから食事の代わりとなる栄養剤を入れることができるようにする方法です。

詳しいことはこちらがわかりやすいです

 ペグをつくることがある(適応がある)方は、次のような方です。
脳出血や脳梗塞で意識がはっきりとされていない方や、麻痺があって食事が食べられない方。
また、食事をするとむせてしまって、肺炎を繰り返し起こしてしまう方。
食道の病気(食道癌など)で、食べ物が胃に入るまでの通りが悪い(通過障害がある)方。
病気はないのですが、ご高齢の為、なんとなく食事が食べられなくなってしまった方。

 ペグをつくることによって、
点滴をする必要がなくなり、病院以外の施設や、ご自宅でも生活ができるようになります。
点滴よりも、より食事に近い成分の栄養を取ることができ、栄養状態が良くなります。
PEGからの栄養(経管栄養)で胃腸の調子が良くなると、食事がまた食べられるようになることがあります。

 お腹に管を入れる、ということで、不安に思われる方がたくさん居られますが、管を入れた後で、食事を食べられるようになったなどで管が不要になったときは、管を抜くと自然と穴がふさがります。
一度、管を入れたら、元の状態に戻ることができない、というようなものではありません。

 譜久山病院では、近隣の医療機関、介護施設からPEGをつくる為にご紹介をいただくこともよくあります。
食事が食べられなくなった、などでお困りのときには、ご相談ください。
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by fkymhts | 2009-05-20 12:19 | 病気のこばなし