譜久山仁 の 第3診察室

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ジュクジュクするキズの処置には

 キズの処置には、キズを消毒しないこと、乾かさないこと、そして、キズにくっつくものでキズを覆わないことが大切です。
そのために、創傷被覆材や、食品用ラップでキズを覆いますが、時には、浸出液(キズから出てくるジュクジュク)が多くて、処置を繰り返ししないといけない時や、におい、汚れがひどいとき、キズがふやけてしまうときがあります。
 そんな時に、役に立つのが、穴あきプラスチックフィルムつきオムツ



穴あきプラスチックフィルムつきオムツは、もともと、鳥谷部先生が褥創の処置で使うために考えられた方法です。
作り方は、↑の鳥谷部先生のホームページを見ていただくとして、効果のほどは…

 キズから出てくるジュクジュクが、プラスチックフィルムの穴から下に落ちてオムツで吸収されるため、処理の回数が減り、キズがふやけないようになります。
また、浸出液が吸収され、キズの周りが蒸れないようになるため、におい、汚れが激減します。

 譜久山病院では、褥創の処置だけでなく、やけどの患者さんや、手術後でジュクジュクがたくさん出る患者さんに、積極的にこの治療法を導入していますが、効果は非常に良いです。

 これからも、これまでの常識にとらわれない治療をしていきます。
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by fkymhts | 2005-07-08 23:32 | キズの手当て