手のやけどをされた方に、治療の経過を写真で載せたいとお話をすると、非常に快く了承していただけました。
今日は、やけどをした当日とその翌日の様子をお知らせしますね。
揚げ物をしているときにてんぷら油が手にかかり、やけどをして第3診察室に来られました。
全体に赤みがかかっていますが、まだ水疱(すいほう:水ぶくれ)は目立ちません。
ワセリンをぬって、ラップの代わりにビニール袋で手を覆いました。
翌日の写真です。
赤みがかった色はすこしうすれてきましたが、親指の付け根の水疱がとても大きくなり、痛みが強くなってきました。
やけどの時の水疱は破らない方が早く治るといわれていますが、このままでは痛みが強いので、水疱を一部切ることにしました。