譜久山仁 の 第3診察室

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温熱療法の見学

 あけましておめでとうございます。
2015年8月19日、いよいよ温熱療法を見ることができる日になりました。
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まずは、京都学園大学の古倉 聡先生にご面会させて頂きました。
古倉先生は、日本ハイパーサーミア学会の副理事長、アジアハイパーサーミア学会理事長、国際ハイパーサーミア学会事務局長、と日本だけでなく、国際的にも温熱療法に関わっておられます。
現在も温熱療法に携わっておられ、温熱療法の歴史、治療の効果、副作用についてのお話を伺いました。
その後は、百万遍クリニックで坂元先生に温熱療法の見学をさせていただきました。
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百万遍クリニックにはサーモトロンが2台設置されており、2人の患者さんが同時に治療を受けることができます。患者さんのご同意の元、実際の治療に立ち会わせていただきました。
治療はサーモトロンの上に横たわり、がんがある部位を2枚の円盤電極で挟んで徐々に温熱の出力を上げていく、という流れで、温熱療法自体は約40分でした。
治療の後にこにこしていた患者さんの笑顔が印象的でした。
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神戸から京都まで治療のために毎週通院している患者さんが居られることや、80代の方でそれまでに行ってきた治療の効果がなくなったけれども、温熱療法と少量の抗がん剤で当初より長い時間お元気に通院されているとのこと、などを伺うと、患者さんに希望を持って貰える治療だと確信しました。
何よりも、「患者さんが治療を楽しみに来院される」という点に、他の治療法と異なって患者さんを支える緩和ケアにもってこいだと思いました。
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坂元院長先生は当院院長と高校が同じだったとのことで、これまた不思議なご縁を感じました。
確かな手応えを感じた見学でした。
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by fkymhts | 2016-01-01 22:44 | 診察室のひとりごと