譜久山仁 の 第3診察室

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女の子の顔のキズ

 7歳の女の子が転んであごの下を切って診察室にやってきました。
お父さん、お母さんも心配そうです。 
「縫わなくてもいいでしょうか?」
 キズの中には砂が入っています。そのままにしていると、キズが化膿してしまいますので、砂は外に出さないといけません。かといって、麻酔の注射をするとないてしまって、治療どころではなくなるでしょう。
 そこで、普段使っているのが、麻酔薬のゼリーです。これをキズの上に塗って、しばらく待つと、痛みがほとんどなくなり、砂を外に出す為にブラシでこすっても大丈夫。もし、それでも痛い時には、麻酔薬のスプレーを追加します。
 なんとか、痛みがない状態でブラシをかけて砂を取り除くことはできましたが、傷が深い為、縫うことになりました。
結局、麻酔の注射をしましたが、ゼリーとスプレーの効果のためか、女の子が泣くことなく、キズを縫うことができました。  ホッ。
 お子さんの治療をする時に、こわがられたり、泣かれたりすると、お子さんは病院嫌いになり、治療に協力してくれなくなります。なんとか、痛くないように、こわくないように、そして泣かれないように診察しています。
 でも、診察室を出た後で、大きな泣き声が‥。
 ジュースを買ってもらえなかった、と、泣いてしまったようです。
 また、明日も、笑顔で診察室に来てくれるのを楽しみに待っています。
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by fkymhts | 2005-01-10 03:56 | キズの手当て