譜久山仁 の 第3診察室

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ひととひと

 うれしいことが多い一日でした。

 朝、早く病院に行くと、虫垂炎(もうちょう)の患者さんが入院していました。
前から痛かったようですが我慢をされていて、とうとう我慢できなくなったところ、知り合いの方から、盲腸だったら譜久山病院がいいよ、と言われて入院されたとのこと。



とにかくおなかが痛いので、早く切ってほしい、というのが患者さんの言葉でした。

 実は、その日は、前から予定をしていた手術があったのですが、虫垂炎の患者さんがより急を要する状態だったので、予定手術の前に緊急で手術をすることになりました。

 痛みを我慢されていた為か、虫垂炎も重症になっていて、周りの組織とのくっつき(癒着)が強く、大変な手術でした。緊急で手術をしなかったら、もっと状態が悪くなっていることが予想されました。患者さんは、手術によく耐えられ、無事に手術を終えることが出来ました。

 予定していた手術は後にずれ込んでしまい、患者さんとご家族の方にもうしわけなく思っていましたが、「緊急の手術でしたら、仕方がないですよ」と、非常に快く受け入れてくださいました。

 その方の手術も、周りの組織との癒着を外すのに非常に苦労し、予定をはるかに超える大手術となってしまいました。そして、この患者さんも長い手術を良く耐えられ、無事に手術を終えることが出来ました。

 病院スタッフの協力で、2件の手術を無事に終えることが出来たこと。
 譜久山病院で盲腸の手術を受けることが出来る、という、患者さんと紹介してくれた知り合いの方のご期待に沿えることが出来たこと。
 そして、なによりも、予定手術の前に緊急で手術を入れることを快く受け入れてくださった患者さん、ご家族の方のあたたかい心にふれることが出来たこと。

 ひととひととのつながり、あたたかさをいっぱいに感じた一日でした。
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by fkymhts | 2005-09-02 00:29 | 医者と患者さん