今日、患者さんが、
「学校の保健の先生に、これ(創傷被覆材)の実物をはじめて見た。」と言われました、
とキズの処置をする時に教えてくれました。
その患者さんは、保健室で他のキズに対してキズパワーパットで処置されていて、保健の先生の
キズの手当てに対する意識の高さが伺えました。
キズの手当ては、譜久山病院内でも随分と変わってきています。
産休でしばらく病院を離れていた看護師さんが、治療の変わり方にびっくりすることもあります。
治療法が変わるのは、より良く、より早く治る方法がないかを考えていくためで、
なかなか治らないケースでは、患者さんとお話をしながら、手探りで治療法を考えていくことも少なくありません。
でも、それだけに、患者さんが自分の体との対話をしてくれて、自分の体に関心を持ってくれているように思います。
最近は、電車に乗って、また、車で隣の市から治療に来てくださる患者さんもちらほらとおられます。
患者さんのご期待に沿えるよう、より良い治療法を提供して行こうと思います。