譜久山仁 の 第3診察室

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ホームヘルパー養成研修 の 講師をしてきました(その2)

 ホームヘルパー養成研修の2回目の講義をしてきました。
医学の基礎知識、という分野で、10月12日と19日の2回に分けて、テキスト100ページあまりを講義することになっています。



 12日は、生活習慣病と精神保健について。

生活習慣病、というと、まだ比較的新しい言葉ですが、以前成人病といわれていた病気です。
その中には、心臓病(狭心症、心筋梗塞など)や脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)が含まれており、この2つは日本人の死因の2,3番目を占めています。
ちなみに、1番目は癌ですが、癌の中にも、生活習慣が原因で起こっているものもあります。
悪い生活習慣が命に関わる病気を引き起こす、ということをわかってもらえるお話ができたと思います。

精神保健については、精神病、とひとくくりにしてしまいがちな認知症、統合失調症や躁うつ病、神経症などの病気を、原因別に分けて説明をしました。
ひとの生活史(赤ちゃんの時代、幼児期、学童期、青年期、成年期、老年期)についても学習しました。
それぞれの時期に経験するべき人間関係、愛情を欠いた状態にあると、時間がたってから精神的な病気を発症する可能性が高い、ということを説明しました。
精神的な病気は、短時間で発症するのではなく、それまでの積み重ねがあって発症するということがわかってもらえたようでした。

精神的な分野については、医学部の学生の時に勉強して以来だったので、自分自身にも非常に勉強になりました。
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by fkymhts | 2005-10-13 23:53 | 白衣を脱いで