譜久山仁 の 第3診察室

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今年をあらわす文字

今年をあらわす文字が「愛」だと先日テレビで報じられました。

今年の譜久山病院での治療をあらわす文字は
「潤」でした。
「潤」は、湿潤療法の「潤」です。



キズは乾いたら治る、というこれまでの常識を覆し、
キズを潤った状態で治す、というのが湿潤療法です。
湿潤療法を取り入ることにより、譜久山病院のケガ、やけど、床ずれなどを含む
キズの治療は、劇的に変わりました。

痛くなく、早く、きれいに治る治療として、患者さんに受け入れられ、
湿潤療法を求めて譜久山病院に来られる患者さんもおられます。

病院を訪れる患者さんは、何かしら「渇き」を持っています。
痛みがある人は、苦痛のない安楽な状態に対する「渇き」を
麻痺などで体が不自由な人は、自由に対する「渇き」を。

その「渇き」を潤すことが、医療、介護提供者の務めだと思います。

医療、介護を取り巻く状況は厳しく、来年は医療、介護費共に削減をすることが
確定しています。

すべての医療、介護施設が、経済的な面で渇きを感じ、そのために倒れてしまう施設も増えていくことでしょう。

そして、その渇ききった状態で、なおも、医療、介護を必要とする人に潤いをもたらすことが
できる施設だけが選ばれるようになるのでしょう。

患者さん、利用者さんの「渇き」を潤すことのできる病院づくりをこれからもすすめていきます。
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by fkymhts | 2005-12-18 06:40 | 診察室のひとりごと