譜久山仁 の 第3診察室

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連携

 病院の当直をしている時に、開業医(診療所)の先生、市立休日急病センターの先生から、患者さんをご紹介いただきました。

 入院用のベッドを持たない医療機関、もしくは、入院用のベッドがいっぱいの病院では、患者さんの病気の状態を継続して診ることが困難です。
そのような時には、適切な医療機関に入院のお願いをしたり、治療について相談したりすることがよくあります。



 患者さんの中には、ほかの医療機関を受診したいと希望されることを遠慮されたり、内緒で受診されたりすることがあります。

 治療についてほかの医療機関にお願いすることや、患者さんのご希望で治療方針についてご紹介する(セカンドオピニオン)ことが、一般的になってきています。
また、それまでの治療経過、検査結果などの情報、データを共有することができるので、検査の重複などの無駄、お薬の重複などの危険を避けることができます。

 このように、病院と診療所、病院と病院で協力することを、病診連携、病病連携といって、現在でも一般的になってきており、今後は国が連携を促進する方針もあり、ますます広がっていくと思われます。

 どこで治療を受けるようになっても、医師としては、その患者さんにとって最善の結果が得られれば良い、というのが、個人的な意見です。
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by fkymhts | 2006-02-12 22:46 | 診察室のひとりごと