譜久山仁 の 第3診察室

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続 つなぐ

「心筋梗塞です。循環器救急の受け入れをしてもらえる病院を探します。」
救急車に乗ってこられたご家族に説明をし、受け入れ病院の打診。

「イノバン5ガンマ、ニトロール原液で1で、シリンジポンプで流して。」

病院への連絡をしている間にも、血圧は下がってきます。
昇圧剤、心臓の血管を広げる薬を点滴から投与します。

幸い、すぐに受け入れてくれる病院が見つかりました。



「救急搬送お願いします。僕が同乗します。」

病院に到着するまでの間、救急隊員が血圧を測ります。
「収縮期血圧78です。」
「イノバンの効果が出ているようですね。」

昇圧剤で、血圧は維持できそうです。

譜久山病院を出発してから10分弱で、受け入れ先の病院に到着しました。

循環器内科の医師、看護師が手際よくモニター(心電図、血圧計、酸素飽和度などを測る機械)を患者さんに装着し、必要な薬物を投与してくれます。

「それでは、後はこちらで診ておきますから。」
循環器内科の医師にこれまでの経過を報告し、無事に引き継ぎができました。

とりあえずは、ひと安心。

患者さんの命のバトンをつなぐことができました。



帰りの救急車内で、譜久山病院に運び込まれるまでの経過をゆっくりと聞きました。

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by fkymhts | 2006-02-27 22:14 | 医者と患者さん