譜久山仁 の 第3診察室

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ジェネリック 外国ではどうなってるの?

ジェネリックは、欧米ではたくさん使われているのに、日本ではあまり使われていない。

 安くて効果が同じなら、欧米と同じように日本でももっと使うべきだ、という論調が組み立てられています。



Wikipediaに、ジェネリックについての一般的なことが分かりやすく書いてありますが、そこでも欧米では数量ベースで5割近くを占めるのに対し、日本では1割程度しか使われていない、と書いてあります。

では、本当に、欧米で5割近く使用されているのか、というと、
ほかのデータでは大きく異なっています。

The size of the generic market differs widely in the various EU member states. Generics make up a relatively large part of the pharma market in Germany (41%), Sweden (39%), Denmark (22-40%), the UK (22%) and the Netherlands (12%). In Italy, Spain and Portugal, generics barely count for 1% of the pharma market, compared to 3-4% in France. By contrast, generic medicines in the United States account for 40% of all prescribed medicines.
Health& Pharma Wednesday.2006;13

つまり、
ジェネリックが40%近く使用されているのは、アメリカ、ドイツ、スウェーデンくらい。
欧米のどこでも5割使用されている、と言うわけではないようです。

データの読み方にも、注意が必要ですね。
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by fkymhts | 2006-09-16 22:33 | 診察室のひとりごと