譜久山仁 の 第3診察室

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最期に、なにを、望みますか

 あなたが、

僕に、最期に手を握っていてほしい、

と、望まれるのでしたら、

あなたのそばにいましょう。


今日は、最期を迎える方へのメッセージです。クリックしていただけると、うれしいです。
 
 でも、

あなたが、

愛するご家族に手を握ってもらって、

最期を迎えられたいのなら、

僕は、そとから、そっと見守りましょう。

 
 これまでに過ごしてこられた人生の中で

かけがえのない時間があったのと同じように、

最期も、かけがえのない時間であってほしいのです。


 あなたにとって。

そして、あなたの愛するご家族にとって。

 
 最期を、

やすらかなこころで迎えていただきたい。

 
 それが、

僕の唯一の望みです。


 そして、

あなたが最期に手を握る相手として僕をリクエストされない限り、

医師としての僕は、

あなたとご家族のかけがえのない時間を邪魔しないよう、

そっと、そとで見守っています。


かならず、見守っていますから、

安心して、ご家族の方との時間を過ごしてくださいね。


そして、

ご家族との時間を妨げないよう、

心電図の波やアラームは、

気にならないところにおいておきます。


ご家族に、

あなたを、

あなただけを

見ていて欲しいのです。


最期は、

心電図が直線になった時に来るのではありません。


最期を迎えた時に、

心電図が直線になるだけなんです。


ご家族には、

心電図の波の形ではなく、

あなただけを

見ていて欲しいのです。


心電図は、医師に任せておいて、

あなたに全神経を集中し、

すべての愛情、愛惜を

注いで欲しいのです。



最期に、あなたが望まれるものが、

やすらかなこころをもたらしますように。
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by fkymhts | 2007-08-11 23:21 | 医者と患者さん