譜久山仁 の 第3診察室

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褥創(床ずれ)の処置について

 最近、褥創が悪くなって、他の医療機関からご紹介いただくことが続きましたので、
褥創(床ずれ)の処置再掲載、です。

 褥創の処置で、消毒をするかしないか、
については、賛否両論あります。


今日は、僕の個人的な意見をお話しますね。
クリックしていただけると、うれしいです。


 僕自身は、
3年ほど前までは消毒薬の入った軟膏を使った処置をしていましたが、
3年前からは消毒をしない、乾かさない処置に変更しています。

そして、鳥谷部先生にご指導いただいて、褥創から出てくる液(滲出液と言います)を吸収できるようなパッド(OWTパッド、と呼んでいます)を使うようになりました。

 それ以降、
僕が関わっている褥創の患者さんは、
消毒をしなくても適切な時期に、膿を出す治療をしたり、抗生剤の治療をすることにより、
化膿することなく、以前よりも治療期間が短く、治療費は安くなっています。

そして、膿を出す治療や、抗生剤の治療は、消毒をしていた時期にも必要であり、
あくまでも主観ですが、その頃と比べてこれらの治療が増えたことは無く、
どちらかと言うと減っているように感じています。


 消毒についての賛否両論。

両方の治療を、実際に経験されると、
どちらが良いかは、よく分かります。
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by fkymhts | 2007-08-13 12:31 | キズの手当て