譜久山仁 の 第3診察室

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早期発見

 最近、大腸の検査を受けられる患者さんが増えています。


今日は、検査のお知らせ。
クリックしていただけると、うれしいです。

大腸の検査。

その中でも、大腸カメラをする機会が増えてきました。

 
 大腸カメラでは、大腸癌がないかどうかを重点的に検査しています。

大腸癌は、最近、日本で増えてきている癌で、

日本人が多くかかっているのは、肺癌、乳癌、大腸癌、胃癌の順で、
亡くなる原因となるものは、肺癌、胃癌、大腸癌、肝臓癌の順

と、罹患、死亡ともに癌の中でトップ3となっています。


 大腸癌にかかりやすい人は、
肥満の人:BMI(体重と身長の関係から算出した肥満度を表す指数)が30以上の人(身長170cmの場合86kg以上)では癌になる危険性が2倍以上になる。
動物性脂肪を多くとる人:少ない人と比べると約2倍の危険性で癌にかかっている。
肉は、ソーセージなどの保存・加工肉をたくさん食べる人:癌にかかる危険性が高い。
飲酒:毎日飲酒する人は飲酒しない人に比べると大腸癌になる危険性が約2倍。
などの特徴があります。


 では、大腸癌になる危険性を減らすにはどうしたらいいのでしょう。

大腸癌は、以前は欧米諸国に比べると日本人では少なかったのですが、近年では日本人でも増えてきています。
穀物を食べる量が減り、肉、脂肪、卵などを食べる量が増えた食生活の西洋化が、大腸癌が増加の一因と考えられています。
つまり、もともとの日本人の食事に戻せば良いのです。
ただし、以前の和食は(関西ではそれほどでもないですが)塩分が多く、それが胃癌の原因にもなりますので、塩分だけは控えめに。
そうして、脂肪、保存・加工肉の量を少なくし、休肝日を作ってアルコールを控えめにしましょう。また、大腸癌では果物・野菜をたくさん食べる人は癌になりにくいと言われています。

 そうして、予防をした上で、
やはり大事なのは、早期発見。

 
 たとえ、大腸の癌になっていたとしても、
早期発見することにより、手術ではなく、大腸カメラの処置で癌を取り除くことができる可能性が出てきます。

 
 大腸カメラの処置では、日帰りから1泊入院くらいで治療が終わりますので、
発見が遅くなって手術を受けないといけなくなる前に、
定期的に検査を受けて、
早期発見、早期治療をされることをおススメします。
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by fkymhts | 2007-09-05 23:18 | 病気のこばなし