譜久山仁 の 第3診察室

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予後 と 余生

 病気にかかった方が、あとどのくらい生きることが出来るか。

その期間を、予後、と言います。


今日は、しばらくぶりのお話です。
クリックしていただけると、うれしいです。


 予後、を推測できる、と言うことは、つまり、

その病気で、近い将来、亡くなる、ということになります。


 将来、その病気で亡くなる、と聞くと、

不安をもたれるかもしれません。


 でも、ただ、不安に思っていても、良いことは起こりません。


 人は、みんな、いつか死ぬんだ。

その、死ぬまでの時間が、たまたま、予想できているだけであって、

その時間を、自分で意識しながら、大切に過ごしていく機会を得ることが出来たんだ。


 という、発想の転換ができれば、

予後を、有意義な余生として過ごすことが出来るのではないでしょうか。


 他人事だから、そんなことが言えるんだ、

と、思われるかもしれません。


 他人事だからこそ、こんなことが言えて、

そして、もし、自分の身に降りかかったときにはこう考えたい、

と思うからこそ、

こんなことをお伝えしたいのです。



 人は、いつか、死にます。

 最期の瞬間に、満足できるかどうかは、

それまでの時間の長短ではなく、

それまでの時間の過ごし方にかかっている、

と、おもうのです。
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by fkymhts | 2007-09-21 00:09 | 診察室のひとりごと