譜久山仁 の 第3診察室

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ウソのような ホントのはなし

 右と左と両方の治療をしましたが、
片方しか手術料は請求できません。


今日はちょっと、納得がいきません。
クリックしていただけると、うれしいです。

 て、聞いたら、
「えっ?」
と、思いませんか?


 鼠径ヘルニア

一般には、「脱腸」と説明されることが多いのですが、

足の付け根の少し頭側に、ぽこっとでっぱりがでて気がつくことが多い病気があります。


 ご高齢の方の中には、左右両側になることがあり、
「入院して手術をするのなら、両方とも治して欲しい。」
というご希望が、当然のことながらあります。

 そこで、両方の手術をするのですが、
なぜか、手術料(診療報酬)が、片方分しか請求できないのです。

 
 右と左。
全く違う場所なので、当然、手術の手間も2倍。
でも、診療報酬は請求できない。

 とっても、不思議です。

 ただでさえ、諸外国と比べて手術についての評価が低い日本。

よく比較される、虫垂炎での手術入院での国際比較では、(AIUのホームページ参照)
パリでは3倍
ニューヨークでは4-5倍
ホノルルでは7倍 の治療費がかかります。

 手術の評価を諸外国並みにするのが困難でも、
2倍の仕事をしたら、それだけの評価はして頂きたいものです。
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by fkymhts | 2007-11-20 23:20 | 手術室で

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