譜久山仁 の 第3診察室

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魚の骨

のどに刺さりそうになったこと、ありませんか?


今日はもしもの時にはとっても役にたつおはなしです。
クリックしていただけると、うれしいです。

時々、当直をしていると、
「魚の骨がのどに刺さりました」

といって、病院に来られる方が居られます。

口をあけてもらって見えることも、たまにありますが、
口をあけるだけでは見えないことがほとんど。

舌を押さえて何とか見える場合や、
喉頭鏡という特別な器械を使って何とか見える場合もあります。

それでも見えない時は、
胃カメラを使った検査をします。

喉頭鏡を使っても見えなかった患者さんに、鼻から胃カメラを入れてみると、
食道と気管の分かれ目の部分に、キラッと光るものが。

胃カメラで組織をとる生検カンシというマジックハンドのような機械でそーっと光るものを引っ張ると、するするっと刺さっていた骨が抜けてきました。

長いっ。

ブリの骨が刺さった、という患者さんの言葉どおり、
3cmの骨が抜けてきました。


「ご飯を食べたら流せるかな、と思ったんですが、危ないかもしれないと思ってしませんでした。」

という患者さん。

非常に、賢明でした。

場合によっては、魚の骨が深くまで刺さって食道に穴が開き、緊急手術が必要になることもあります


魚の骨が刺さったら、
流し込もうとせず、
病院に来てくださいね。

なお、鼻から胃カメラを使って譜久山病院では処置をしますが、
一般的には、のどは耳鼻科の先生が診て下さいます。
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by fkymhts | 2008-01-30 22:23 | 病気のこばなし

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