譜久山仁 の 第3診察室

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やけどの治療、どこを受診しますか?

 2月になっても、寒い日が続きますね。
1月にお話した やけど 。
まだまだ、たくさんの方が来られます。


まだまだホットなやけど。今日は、これまでの治療に加えて、深いやけどの治療と、医療機関を受診するときのアドバイスです。クリックしていただけると、うれしいです。

 ご自宅でできるやけどの処置は、
やけどの治療 (おさらいです)を見ていただくとして、
赤くなっていたり、うんでいたりする やけど 、
そして、 深い やけど の場合は、早めに医療機関を受診することをオススメします。

 今日は、第3診察室を見られた、ということではるばる市外から受診に来られた方がおられました。
お近くの病院で深いやけどに対して植皮を勧められ、それ以外に治療法がないのかを知りたくて来られました。

 やけどの治療についてはガイドライン作りが進んでいるところですが、その中にも深いやけどに対しては ヒト塩基性線維芽細胞増殖因子(basic fibroblast growth factor:bFGF) というものが治療に役立つことが分かってきています。

bFGFは、、フィブラストスプレーという名前で製品化されています。

湿潤療法についてのご説明をし、深いやけど(熱傷潰瘍)でしたので、フィブラストスプレーでの処置を始めました。

 やけどの治療については、医療機関によって治療法が一定していないため、不安を感じられることも多いようです。
治療についての説明を聞かれても疑問な点は質問をされて、ご納得された上で治療方針を決められる方が良いと思います。

 治療には、患者さんと医師との信頼関係が必要で、治療の経過で信頼関係は深まっていくものですが、もし、治療途中で病院を変わられる時は、
新しい創傷治療の、外傷を湿潤療法で治療している医師 を見ていただき、湿潤療法を積極的に行っている医療機関を受診されると良いと思います。

 やけどの治療には、
十分に治療の経過を観察すること。
患者さんと医療者が信頼し、協力して治療を進めること。
が、なによりの治療法です。

 まだまだ、やけどをする危険が多い日が続きます。
カイロ、コタツによる低温やけどの方もよく来られますので、注意してくださいね。
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by fkymhts | 2008-02-12 22:25 | キズの手当て

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