この1週間で、コミュニケーションについての勉強会が2回ありました。
接遇、という観点からの病院内の勉強会 と
緩和ケアにおけるコミュニケーション、というがん緩和のための、県立がんセンター主催の勉強会 です。
どちらの勉強会でも強調されていたのは、
傾聴
ということ。
相手の言葉を、批判的な感情を表さずに聞き、
その中から相手の気持ち、考えを引き出していくこと。
相手がどんなに怒っているときでも、
(平均して)20分間、
じっと、相手の話に耳を傾けていると、相手の怒りは収まり、
すっきりとした表情になるそうです。
ここでポイントとなるのは、
批判的な感情を表さずに、相手のことを受け止める姿勢で話を聞くこと。
まず、相手を受容できるかどうか。
そして、相手の感情が収まった上で、理性的な話ができるかどうか。
そこが、コミュニケーションを始める上で、大切なようです。