譜久山仁 の 第3診察室

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やけど と 熱意 

お子さんのやけどでは、お母さんの熱意に心動かされることがあります。


今日は、熱いやけどとそれよりも熱いお母さんの想いのおはなし。
クリックしていただけると、うれしいです。

1歳3ヶ月の男の子。

アイロンで右手をやけどしてしまい、近くの病院での治療を受けました。


いくつかの科で総合的に判断されて出た結論が、

「植皮が必要。」 


他の治療を探して、たまたま、第3診察室に来られたとのことでした。


ブログを見て、メールを病院に送られ、

その返事を見る前に、電車に乗って、譜久山病院へ。


遠方からのメールでしたので、

「診ていただいている先生によくご相談されて、治療方針を決められた方がいいですよ」

というお返事を書いたすぐ後に、僕の外来に来られました。


僕自身は、植皮の技術がないので、

「専門の先生に植皮を勧められているので、植皮が望ましいのかもしれないけれども、

植皮なしでも治りそうなので、保障は出来ませんが、一緒に治療をしていきましょう。」

というお話をして、治療を開始しました。

治療開始時(すでに、前の病院での治療を受けておられました)
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幸い、お子さんがこわがらずに治療を受けてくれたので、とても助かりました。

遠いところを熱心に治療に通われて、2週間後
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さすがに若い!!
予想よりもはるかに良くなって、植皮なしで大丈夫!と、安心できました。

そして、3週間後
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完全に表面の皮膚が張り、ジュクジュクと濡れることもなくなりました。

これで、まずまず、安心。


「写真を載せたいのですが。」

というお願いにも、とても快く、

「顔写真入りでも、いいですよ。」

とのお言葉でしたが、個人情報の問題もありますので、

やけどの写真と治療の経過だけご紹介させていただきました。


お母さんの熱意に動かされての治療でしたが、

お役に立つことが出来て、とても嬉しかったです。
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by fkymhts | 2008-04-14 01:45 | キズの手当て