譜久山仁 の 第3診察室

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先生だったら、どうしますか?

 よく、患者さんからたずねられる質問で、
もっとも、頭を悩ませられる質問です。


今日は、ちょっと、しんみり。クリックしていただけると、うれしいです。

 癌が進んできている患者さんのご家族とお話をする時、

呼吸が弱くなったらどうするか、

血圧が下がってきたらどうするか、

心臓が止まってしまったらどうするか、

について、ご家族とご相談しなければなりません。


 残念ながら、癌を治す治療には結びつかない、治療。

延命治療、と言われることもあります。



 回復する見込みのない患者さんに、

できるだけ負担が少ないように、

そして、それでも、

できるだけご家族と一緒に過ごせる時間が長くなるように、

と、いつも考えています。



 頭を悩まされるのは、

自分の中の答えがないから、ではなく、

その答えが、ご家族の判断基準になって良いのだろうか、という点。



 「あくまでも、個人的な意見ですが、」

という前置きが、

弱々しいということがわかっていながら、外せないのは、

そんな悩みがあるからなのです。
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by fkymhts | 2008-04-17 21:43 | 医者と患者さん