譜久山仁 の 第3診察室

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カテゴリ:医者と患者さん( 132 )

良医のための十箇条

良医になりたい
良医のための十箇条を、omori-shさんから拝借してきました(無断で…)。

①話をよく聞いてくれる。
②わかりやすい言葉でわかりやすく説明してくれる。
③薬や検査よりも、生活指導を重視する。
④必要な時は専門医を紹介してくれる。
⑤患者の家族の気持ちまで考えてくれる。
⑥患者が住む地域の医療や福祉をよく知っている。
⑦医療の限界を知っている
⑧患者の痛みやつらさ、悲しみを理解し共感してくれる
⑨他の医師の意見を聞きたいという患者の希望に、快く応じてくれる。
⑩ショックを与えずに真実を患者に伝えられる。

自分のブログに置かせてもらって、自省しようと思います。

自分は、どこまでできているのだろう。 

「医者ができるのは、患者さんが治ろうとするのを手助けするだけ」という自分の考えは、自分の力不足に対する言い訳になっているのではないだろうか。

患者さんの手を放してしまう前に、患者さんの手が、自分の手を握り返してきているのかそれとも力なくなっているのかをしっかり判断できているのか。
その手を離してしまって本当にいいのだろうか。

まだ、自分にはできていないことが、できていないcureがたくさんあります。

今の自分の力ではcureすることのできない患者さんには、精一杯のcareをしていこう。

それが、今の自分にできることです。
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by fkymhts | 2005-03-13 01:21 | 医者と患者さん

医者ができること

 キズの応急処置では、病院に来るまでにできる処置をお知らせしました。
これまでの治療、といえば…
キズを持った患者さんに対して、これまでは消毒をして、ガーゼを貼って、翌日、キズにくっついたガーゼをびりっとはがして(アイタタ)、それで、キズを治した(気分になっていた)のが、これまでの治療だったのでしょう。
これでキズが治っていたのは、人のからだの回復力、tetzさんの言葉をお借りすると、自然治癒力のおかげなんですね。
実は、ほとんどのキズは、何もしなくても治ります。
ただ、それを、より早く、よりきれいに、より痛くなく治すのをお手伝いするのが医者の仕事でしょう。
医者ができるのは、キズを治すことではない。
人のからだが回復しようとするのをお手伝いするだけだ、と思っています。
また、そのためには、キズを持ったその患者さんに、自分のキズを治すんだという気持ちをもって、積極的に治療に参加してほしいですね。
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by fkymhts | 2005-03-04 00:05 | 医者と患者さん