譜久山仁 の 第3診察室

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カテゴリ:白衣を脱いで( 121 )

鬼平

 ご存知ですか?


今日は、小さいながら、転機がありました。
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鬼平犯科帳

 今日は当直明け。

朝でお役目ご免、のはずだったのですが‥。


 入院患者さんの診療や、

内視鏡検査、

はたまた、医局の勉強会やミーティング、

病院の事務処理

などなど、を済ませると、

16時前になっていました。


 もう、いっぱいいっぱい、

頭がぼーっとして、

これ以上、話しかけないで!

let me alone !

状態で、家にとぼとぼと帰ってきました。


 当直明けで、身体が疲れていると、

仕事の処理能力が落ちてきて、

少しの仕事でも増えると、お手上げ状態になってしまいます。


 もう、今日はこれ以上何もできない!

と、自分の中では限界、と思っていました。


 家に帰ると、鬼平犯科帳がDVDレンタルで届いていました。

寝るか、観るか、数秒迷ったあと、

誘惑に勝てずに、しっかり2話、魅入ってしまいました。


 結論。

このくらいの仕事量で、もう限界だ、と思っていたら、ダメ。

中村吉右衛門 演ずる 火付け盗賊改方長官、長谷川平蔵は、

プライベートと仕事の境など全くなく、世のため人のために頑張っている。

病院が社会の公器であるのならば、自分で限界を作ってしまわずに、

できる限りのことを続けていこう。

 と、

感化されやすい自分の性格に苦笑いしながら、

来週の病院-診療所連携の会の資料作りに取りかかりました。



 思いつめずに、

肩の力を抜いて、

しんどいときには休みながら、

それでも、

たゆまず、とまらず、

仕事を続けていきます。
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by fkymhts | 2007-09-07 23:04 | 白衣を脱いで

メンテナンス

 今日は、一日オフ。

朝から、玄関ドアのメンテナンスをしていました。


今日は、休日モードです。
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 木製のドアなので、塗料を定期的に塗らないといけないのですが、

今回が初挑戦。


 周りに塗料がつかないようにテープとビニールシートで養生をして、

ドアの汚れを落として、

塗料をハケでムラなく塗って、

最後に、ウェス(ぼろ布)で余分な塗料をふき取って。


 ちょっと色が落ちて、なんとなくくすんでいた玄関のドアが、

見違えるようにきれいになりました。

 
 ただ、家の中と外とを区切って、雨風を防ぐためにあればよい、と思うと、

メンテナンスをしなくても、そこそこの期間はもってくれるかもしれませんが、

良い状態で長持ちして欲しい、と思うと、

メンテナンスがきっと役立ってくれるんだろうな、と力が入ります。


 人の身体も、

何にもしなくても、大きな問題がない限りおそらく50-60年くらいは何とか持つと思うのですが、

健康な状態で、長生きをしたいと思うと、

定期健診などの健康管理が必要です。


 メンテナンスフリーの機械は、一見、便利なように思えます。


 メンテナンスがいる機械は、面倒なように思えますが、

メンテナンスにかけた手間の分だけ、愛着が湧いてきて、

自分の身体の一部のように使えるようになります。


 まして、

機械ではなくて、自分の身体。


 十分にメンテナンスをして、健康な状態を保っていきましょう。
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by fkymhts | 2007-09-02 21:13 | 白衣を脱いで

9月になりました

 朝夕の風が、涼しくなってきましたね。

今日から9月。

ブログの背景も変えてみました。


今日は、少し長いですが、ぜひ、最後まで読んでください。
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 デイジー。

ヒナギク(雛菊)の別名です。

キク科の植物の一種で、チョウメイギク(長命菊)という別名もあるとか。


 あなたが元気で長生きができるための、お役に立てますように。



 とっても悲しいニュースを目にしました。

【主張】妊婦たらい回し また義務忘れた医師たち
 
 話題になっているニュースなので、ご存知の方が多いと思います。

ニュースの見方は、その立場によって変わると思いますので、
上の産経新聞の引用と、
この記事に対して書かれている 癌治療医のつれづれ日記  の引用を参考にしていただければと思います。

 今回のニュースについて、僕自身が悲しかったことは、
医療者が義務を忘れた、 しかも、「また」、という
関心を引くことに重点をおいた、一方的に断罪をするような見出しとされていたことです。

そして、義務を忘れたということについて、

理由は「手術中」「ベッドがない」といろいろあるだろうが、患者を救うのが医師や病院の義務である。それを忘れてはならない。


と、その時の各病院の状態を検証もせずに述べています。

しかも、記者名は明らかにされていません。

 
 今回、救急隊から受け入れ要請を受けた奈良県立医科大学産婦人科の
その時の状態が、ホームページで公表されています。

義務を忘れた、との一方的な批判をそのまま受け入れる前に、

こちらのホームページを、ぜひ、読んでみてください。


 そして、

再発を防ぐためには、どうしたらよいのか。

これ以上、この国の医療崩壊を防ぐためにはどうしたらよいのか。


 それを考える方が、

一方的な断罪による、虚しい満足感よりも、

はるかに充実したことではないでしょうか。


 今の医療者に、これ以上負担をかけても、医療は良くなりません。

医療者は、「ありがとう」という言葉を糧に、精一杯頑張っています。


 ただ、「ありがとう」

その言葉が、なによりものやりがいにつながるんです。


 どうしたら、今の崩壊しかかっている医療を再生できるか。

それは、医療者だけでは成し得ません。

医療を受けるあなたが、

健康と医療に対しての関心をもち、

医療者に協力を要請して、自分自身の健康を守ろうと行動を起こすこと。

そのことで、本来あるべき医療の姿が、息を吹き返します。


 あなたの健康は、医者に預ける物ではありません。


 医者に預けたから大丈夫なはずだ、

うまくいかなかったら訴えたらいい。


 訴えて、うまくいったとしても、

それで得られる物は、

一時的な、虚しい満足感と、いくばくかの金銭的利益だけです。


 そして、失う物は、

あなた自身の健康と、

医療者との信頼関係と、

健康であれば過ごせたはずの、充実した人生です。


 医療者は、患者さんと共に歩んでいく職業です。

決して、患者さんと対立する立場ではありません。



 あなたが、

健康と医療に対しての関心をもち、

僕のこのブログが、

あなたが元気で長生きができるための、お役に立てますように。
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by fkymhts | 2007-09-01 22:56 | 白衣を脱いで

休養

 今日は、当直明けでした。


ゆったりとした一日でした。クリックしていただけると、うれしいです。


いつもは家に帰ってからも、外出の予定を入れていることが多いのですが、

今日は、家でゆっくりと過ごしました。


 ちょっと昼寝をするつもりが、気がつくと夕方。

携帯電話のアラームでは、目が覚めないほど深く眠っていたようです。

 
 休みの日でも、いっぱいいっぱいまで予定を入れてしまいがちですが、

時には、ゆっくりと休むことも必要なようです。


 明日からは、心身一新。

リフレッシュして、がんばります。 
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by fkymhts | 2007-08-31 21:43 | 白衣を脱いで

盆踊り(後編)

 さて、お盆のお話に続いて、いよいよ盆踊りのお話です。


へえーっ、そうだったんだ、と
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 盆踊りの原型は、

鎌倉時代、時宗(じしゅう)の開祖である一遍上人(いっぺんしょうにん)が広めた念仏踊りと、祖先供養が結びついたのが始まりのようです。

やがて笛や太鼓でにぎやかに囃すようになり、そろいの衣装で踊るなど、変化に富んでいき、

江戸時代になると歌や三味線なども加わり、一層、娯楽性の強い行事に発展していきました。


盆踊りには、「行列踊り」と「輪踊り」があります。

「行列踊り」は、列を組んで歩きながら踊るもので、その代表は「阿波踊り」です。

「輪踊り」は、櫓を中心にしてその周りを踊るもので、町内会ではこの踊りをしているところがほとんどではないでしょうか。


そもそも、この「輪踊り」は、

古代日本で神様が降りてきたところを中心に、輪を作って踊った名残とされています。


 祖先を供養し、信仰するという、日本のすばらしい伝統に基づく盆踊り。

子供のころには、楽しいお祭りという認識しかありませんが
伝統に基づいくからこそ、長い時代にわたり、日本全国で、毎年行われているのだと思います。



 祖先は、自分の親から時代を遡ってたどり着く人たちのことです。

 亡くなった祖先を大切にするお盆の習慣と一緒に、

今生きている自分の親、祖父母、目上の人たちを敬う気持ちを大切にしたいものです。
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by fkymhts | 2007-08-19 17:57 | 白衣を脱いで

盆踊り(前編)

 町内の盆踊りに行ってきました。


盆踊り、行きましたか?。
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どうして、盆踊りって、あるんだろう、
どうして、この時期に何だろう、
と、「日本人のしきたり」を紐解いてみました。

盆踊りは、文字通り、
お盆の時期に、精霊がこの世に戻ってきたのを供養するための踊りです。

お盆は、
7月15日を中心とした祖先供養の時期を言います。
現在では、旧暦の7月に行う地域と新暦の8月に行う地域があるようです。

お盆は、精霊会(しょうりょうえ)、盂蘭盆会(うらぼんえ)

(すごいですね。
うらぼんえ、と入力すると、一発で変換されました。ちょっと驚いたのでわき道にそれましてしまいました。と、話を戻して、)

などとも言います。


 精霊とは、祖先の霊のこと

また、盂蘭盆とは、「逆さに吊るされた苦しみを救う」という意味のサンスクリット語(古代インドの言葉)

だそうです。

では、なぜ、7月15日かというと。

釈迦の弟子である目連が

「死んだ自分の母親が、地獄に落ちて逆さ吊りの罰を受けて苦しんでいますが、どうしたら救われるでしょう」と釈迦に教えを請うたところ、

「7月15日に供養しなさい」と言われました。

そこで、目連がこの日に手厚く母親の供養をしたところ、母親は救われて極楽浄土に行くことが出来た、という話に由来します。

このことから、7月15日の盂蘭盆会の行事が生まれ、

日本に伝わり独自の祖先信仰と融合して、日本ならではのお盆の習慣が作られていきました。


と、お盆のことだけで、かなり長くなってしまいましたので、
盆踊りは、また明日にしましょうね。
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by fkymhts | 2007-08-18 23:00 | 白衣を脱いで

幸せな気持ち

 一日の仕事を終えて

タイムカードを ガチャン と押そうとして 

気がつきました。


今日は、ちょっと、幸せをもらいました。
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看護師の M さん
3100g の男児を出産されました。
母子ともに健やかです。


産休を取っておられる看護師さんが出産されたお知らせのはり紙でした。


ああ、良かった、

と、ほっとすると同時に、

幸せをおすそ分けしてもらった気持ちになりました。


子供をもつ身になって、初めて、

無事に子供が生まれてくるありがたさをしみじみと感じるようになりました。


Mさんも、ほっとした気持ちと幸せの真っ只中に居られることでしょう。

保育園で、僕の子供たちもお待ちしていますので、
元気に出てこられる日を楽しみにしています。


Mさん、
ご出産、おめでとうございました。
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by fkymhts | 2007-08-15 23:21 | 白衣を脱いで

当直明け

 今日は、当直明けでした。

譜久山病院では、当直の翌日は、duty(義務としての業務)がなく、
朝の申し送りが終われば、朝8:30にお役ご免になる、
ハズだったんですが‥


今日は、ちょっと泣き言です。クリックしていただけると、うれしいです。


なかなか、現実はそう甘くなく。

そろそろ、帰ろうかな、と思っていた9時頃に、
検査をお願いしていた患者さんの結果が至急で返ってきました。

専門的な医療機関での治療が必要です‥。


急遽、MSWさんに、専門医がいる病院を調べてもらい、連絡を取りました。
折りしも、夏休みの為に対応できない、という病院もあり、ヒヤッとしましたが、
幸い、受け入れてくれる病院が見つかり、ホッとしました。

で、

そうこうしている内に、お昼になり、

医局の勉強会にもそのまま突入してしまい、

結局、病院を出たのは午後3時ごろになってしまいました。


帰るまえに、入院患者さんから、

「先生、今日の夕方、家族が来るんですが、お会いしていただけますか?」
とお声をかけられましたが、

「ごめんなさい、ちょっと、今日は当直明けなので‥。」

と、さすがにお断りしてしまいました。


うーん。

予想外のことが起こると、
当直明けの疲れが、どっと増えてしまいます。


ただ、

とっても救われたのは、

転院となられた患者さん、ご家族の方にとても感謝していただけたこと。


今日は、なんだか、

湿気たモードになってしまいました。


おやすみなさい。
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by fkymhts | 2007-08-10 23:01 | 白衣を脱いで

めんそーれ

 今日から、8月です。

8月





沖縄


ということで。


今日は、気分一新、すっきりしたお話です。クリックしていただけると、うれしいです。

 ブログの背景を変えました。

 ご存知の方も多いかもしれませんが、

ふくやま の ルーツは沖縄です。

 沖縄のことを

うちなー、

 沖縄人のことを

うちなんちゅ、
 
といいますが、

僕自身は、5/8くらいのうちなんちゅです。


 難しい話はさておき

うちなーの美らうみ(ちゅらうみ)
:沖縄の美しい海

を背景に、

今月もいろんなお話をお届けしようと思います。

 それでは、

8月の第3診察室に

めんそーれ
:いらっしゃい
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by fkymhts | 2007-08-01 00:05 | 白衣を脱いで

医療界の声

参議院議員選挙が終わって、一息ついて‥。

と、落ち着いておれる状態ではありません。


今日は、選挙後を見届けていくお話です。クリックしていただけると、うれしいです。


医療界の声を届けてもらえるように、期待されていた
「日本医師会に支えられた武見敬三副厚労相も落選」
との結果。

正直言って、びっくりしました。

日本医師会の推薦力が、弱かった、
つまり、日本医師会の医師に対する政治に関しての求心力が弱かったのでしょうか。

もしくは、
それぞれの医師が独自の考えを持って自分の代理として医療の声を国政に届けてくれる候補者を選んだのでしょうか。

どちらにしても、2007年参議院選挙においては、日本医師会のリーダーシップの元、医療界の声を一本にして国政に届けよう、というまとまりは見られなかったようです。

どんなに、今の医療に対して改善すべき点を挙げることができたとしても、
それを国政の場に届けることができる人が必要です。

医療の現場をもっとも変えたいはずの医師の集まりである日本医師会が、
総意として一人の候補者を国政の場に送り出すことができなかった、というのは、
組織としての力の弱さを感じます。

でも、暗い材料ばかりではありません。
大阪では内科医師32歳がトップ当選しています。
若い力と、医療の現場を身をもって実感しているという強さで、
医療界の声を国政に届けてくれることを期待しています。
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by fkymhts | 2007-07-31 23:44 | 白衣を脱いで