譜久山仁 の 第3診察室

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ありがとう

 この言葉さえあれば、

それでいいんです。

 あとは、何もいらない。

患者さんに良かれと思ってした治療に対して、

ただ

ありがとう、と言ってもらえれば、

それで十分なんです。



 患者さんの手を握って、

「あー、良かった。」

と言い、

「ありがとうございました。」

と言ってもらえるとき、


本当に、医者をしていてよかった、と思います。



あなたに会わなければ、こんなつらい思いをせずにすんだのに、

と思う出会いもありますが、

それでも、

ありがとうの言葉を糧に

新しい患者さんとの出会いを楽しみにしています。
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by fkymhts | 2007-05-31 23:30 | 医者と患者さん

答えは

ないんでしょうね。

どのようにして最期を迎えるのがいいのか。


ブログ更新がご無沙汰になってしまいました。しばらく、重い患者さんが続いていて‥。


ということで、ちょっと、重いお話です。

癌の末期の患者さんの担当になることが多く、
最期の瞬間は、かならず、いつかやってきます。

それまで、
手術、
抗がん剤、
痛みとの闘い 
をしてこられた患者さんにとって、
できるだけ最期は安らかに眠っていただきたい。

というのが、僕の個人的な願いです。

譜久山病院では、
最期のときが近づいてくると、
終末期医療についてのご説明、という書式をお渡しして
患者さん、もしくは、ご家族にお話をします。

その中に、
血圧が下がったときに、血圧を高くする昇圧剤を使うことを希望されますか。
というご質問と
呼吸の状態が悪くなったときや心臓が止まったときに、口から気管に管を入れる気管内挿管や人工呼吸器での呼吸管理、心臓マッサージを希望されますか。
というご質問があります。

患者さん、そして、ご家族によって、考え方が違うのは当然のことなので、
気管内挿管や心臓マッサージを含めて
ご希望に沿えるような医療を提供するのですが、

最期は、
家族に手を握ってもらって、
すーっと息を引き取られるのを、
医療者は見守る

というのが個人的には安らかな最期じゃないのかな、と思っています。

でも、きっと、

答えはないんでしょうね。

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by fkymhts | 2007-05-27 07:19 | 医者と患者さん

つながりました

たすかったぁ
と、ほっとした患者さんのこと、おぼえていますか?

 

忘れられないですよね。


 先日、患者さんのご家族の方が、その後の経過をご報告に来てくださいました。

 緊急手術も無事に済み、ご自宅へと退院され元気に過ごしておられる、との

うれしいお知らせでした。


 ご家族にはとても感謝していただきましたが、

僕ができたのは、患者さんが治療を受けるのに適切な医療機関につなぐこと、でした。

 
 自分のところで解決できない病気については、どこに行ったら適切な治療を受けられるのか

をお知らせする。

 それも、まち医者としては、大切な仕事なんだな、と思っています。

  
 専門じゃないから、といって断るだけでなく、

 次にどうしたら良いかだけでも、お知らせする。

 それが、患者さんの治療を、そして、いのちをつなぐことになりますよね。 


つなぐ医療を大切にしていきたいです。

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by fkymhts | 2007-05-16 23:09 | 診察室のひとりごと

ゴールデンウィーク

真っ只中。

いかがお過ごしですか。


ちょっと気になる入院患者さんが居られたので、病院に行ったのですが、

やはり‥

ちょっとだけ、と思いつつも、

いろんな患者さんの状態を看護師さんから知らせてもらっているうちに、
時間がどんどんとたち、

そうこうしている内に、緊急で外来受診した患者さんも診ることになり、

結局、お昼ご飯の時間もとうに過ぎて、
朝早くから午後まで病院で過ごしてしまいました。

帰って、すこし遅めの昼ごはんを食べて、


さあ、今から休日モード。

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by fkymhts | 2007-05-03 16:12 | 白衣を脱いで