譜久山仁 の 第3診察室

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ウソのような ホントのはなし

 右と左と両方の治療をしましたが、
片方しか手術料は請求できません。


今日はちょっと、納得がいきません。
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 て、聞いたら、
「えっ?」
と、思いませんか?


 鼠径ヘルニア

一般には、「脱腸」と説明されることが多いのですが、

足の付け根の少し頭側に、ぽこっとでっぱりがでて気がつくことが多い病気があります。


 ご高齢の方の中には、左右両側になることがあり、
「入院して手術をするのなら、両方とも治して欲しい。」
というご希望が、当然のことながらあります。

 そこで、両方の手術をするのですが、
なぜか、手術料(診療報酬)が、片方分しか請求できないのです。

 
 右と左。
全く違う場所なので、当然、手術の手間も2倍。
でも、診療報酬は請求できない。

 とっても、不思議です。

 ただでさえ、諸外国と比べて手術についての評価が低い日本。

よく比較される、虫垂炎での手術入院での国際比較では、(AIUのホームページ参照)
パリでは3倍
ニューヨークでは4-5倍
ホノルルでは7倍 の治療費がかかります。

 手術の評価を諸外国並みにするのが困難でも、
2倍の仕事をしたら、それだけの評価はして頂きたいものです。
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by fkymhts | 2007-11-20 23:20 | 手術室で

オーダーメイド

って、和製英語なんですね。


今日は英語の勉強から‥。ちょっと、物知りになりました?
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正式には、
made to order
もしくは、made-to-measureと言うそうです。

と、言葉あそびはさておき
健康管理年間スケジュールについて、外来に来られる患者さんにお話をしたところ、

「僕の作ってくれるんですよね。」
という、ありがたい反応が返ってきました。

早速、健康管理年間スケジュールのバージョンアップに取り組みました。

外来に定期的に通ってこられているすべての患者さんに当てはまる項目を基本とし、
生活習慣病、がんの患者さんに当てはまる項目を加えた、
made-to-measureなスケジュールを作成していきます。

少しずつ手を加えていきますので、
ご意見、ご感想、ご質問、よろしくお願いしますね。
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by fkymhts | 2007-11-19 18:17 | 医者と患者さん

健康管理年間スケジュール

 2007年もあと1ヵ月半。
外来患者さんの半数の方は、4週間に1回来られるので、
今年お会いできるのも残り1-2回になってきました。


そろそろ、来年のことが気になってきますね。
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外科医として、まち医者として出来ることとして、

2008年は、
「患者さんとともに行う健康管理」
を提供していきます。

「先生にお任せします」、という医療者主体の診療ではなく、
患者さんに健康管理のスケジュールを説明し、
同意して頂いた上で検査を行い、
検査の結果を説明して患者さん自身の手元にも管理してもらう。

そうすることによって、
患者さんに自分自身の健康状態が見えるようになります。

それが、「患者さんとともに行う健康管理」の目標であり、
年間のスケジュールを患者さんと共有することが、
その第一歩です。

健康管理年間スケジュール、
まだ、試作段階ですが、こちらから見ていただけます。

12月中には、患者さんに配ることが出来るものに仕上げたいと思います。
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by fkymhts | 2007-11-18 23:21 | 診察室のひとりごと

下着でメタボ

メタボリックシンドロームに、下着が役に立つ とTVで見ました。


今日は、ちょっと耳寄りなお話です。
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 ワコールは、はいて歩くだけで、
歩幅が広がって運動量が増え、
エネルギー消費量を増加させるという
「スタイルサイエンス」に基づく下着を展開しています。

ワコール、歩くだけでメタボ対策な下着「エクサウォーカー」を開発:Garbagenews.com

 ちなみに、
女性向けは、
「はいて歩けばヒップアップ」のコピーで「ヒップウォーカー」を
2005年の秋からは発売していますが、
男性向けは
ニュースリリースによると
「商品そのものが使用上の注意事項等を守っていただく必要があるため、当面はお医者様などがきちんとした医療指導をされるところに限定して展開していきたい」とのこと。で、
しばらくは一般販売は行なわれないようです。


 メタボリックシンドロームに注目が集まっていますが、
手軽に、気軽に、
出来ることから始めて、続けていきたいですね。

 男性向けが一般販売されるのが
楽しみ楽しみ。
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by fkymhts | 2007-11-11 08:48 | 診察室のひとりごと

外科医として、まち医者として

 消化器癌(胃や腸、肝臓、など)に関わる外科医として、
手術で人の命を救うことが出来るのは、大きなよろこび、ですが、
自分が関わるすべての患者さんが、大きな手術を受けなくてすめばもっとうれしいです。


今日は、病院で僕がしたいこと、を書いてみました。クリックしていただけると、うれしいです。

 また、
癌の手術を受けた患者さんが、心筋梗塞や脳卒中などで亡くなると、
癌は治ったのに、命は救えなかった、と、複雑な気持ちになります。


まち医者として、今後力を入れて行きたいのは、

癌を早く見つけ、早く治療する。
そのために、
定期的な検診を勧めて、
内視鏡(胃カメラや大腸カメラ)、腹腔鏡手術での低侵襲な治療(身体に対するダメージの小さい治療)が出来るようにする。


心疾患や脳血管疾患にならないようにする。そのために、
高血圧、高脂血症(いまは、脂質代謝異常といいますが)、糖尿病を早期発見し、
患者さんへの説明、教育を行い、早い時期からの治療を行う。

この2つのことから始めて行きたいと思います。


病気を治すだけではなく、
あなたのQOL(Quality Of Life)を高くするサポートをしていきたいから。
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by fkymhts | 2007-11-10 06:30 | 診察室のひとりごと

顔の見える 関係

 県立がんセンターから、看護師さんが見学に来られました。


今日は、久しぶりの再会で、顔の見える関係作りが進みました。
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キズの処置と、外来化学療法(抗がん剤治療)、入院治療について、午前中いっぱいかけて、見て行かれました。

見学に来られたお顔を見て、なんだか、見覚えがあるな、と。
結婚されて姓が変わっておられましたが、8年前に当時の成人病センターで一緒に仕事をしたことがある看護師さんでした。


ちょうど、午前中の外来担当の日でしたので、
がんセンターからご紹介いただいて、当院で化学療法を受けておられる患者さんの治療も見学をしていただきました。

がんセンターに入院されているときに、同じ病棟で看ておられたということで、
患者さんも看護師さんも、お互いに懐かしがられて、リラックスした雰囲気で治療ができました。

外来の看護課長さんと、
実際に病院間の連携をする際に、改善した方が良いことについても、話が弾んでいたようです。

患者さんにとっても、
紹介を受ける病院にとっても、
紹介していただく病院にとっても、

顔の見える関係、って、いいですね。


これからも、
連携、コミュニケーションを深めて行きたいと思います。
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by fkymhts | 2007-11-06 23:01 | 診察室のひとりごと