譜久山仁 の 第3診察室

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感謝

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結婚して10年が経ちました。
家内にはやんちゃな3人の息子たちを元気に育ててくれて、本当に感謝しています。
色褪せることなく、これからもよろしくお願いします。
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# by fkymhts | 2014-03-09 04:39

1週間

「先生、あと、どれくらい生きられますか?」

真っ正面から投げかけられた質問に、答えるのにしばし時間を頂きました。

がん終末期の患者さんにとって、時間ほど限りのあるものはありません。
しかし、その時間が苦痛に満ちている時は、少しでも早く時が過ぎて欲しい、と思い、そうでない時には一日でも時が長くあって欲しい、と思います。

「今、何をされたいですか?」

質問の真意が知りたくて、質問で答えました。

「お世話になった方に、お礼がしたいです。」

最も優先することとして心に置いておられるのでしょう、ためらうことない返事が返ってきました。

「どの位生きておられるのかを正確に予測するのは難しいですが、僕がこれまで診させて頂いたことから、判断してお伝えしますね。」

頷かれるのを確認して、もし自分が告げられる立場になったときのことを考えながら、お伝えしました。

「残念ながら、生きておられる期間は月の単位ではなく、週の単位です。他の方とお話ができたりするのは1週間くらいでしょう。」

少し表情が硬くなったように見えましたが、すぐにお返事が返ってきました。
「わかりました。それまでにお世話になった方にお礼ができるようにします。」

それからのご本人とご家族の動きはとても早く、手紙やビデオなどでお礼のメッセージをまとめていきました。

ご家族へのお礼のメッセージもあり、こればかりはご家族に協力してもらいにくいとのことで病院スタッフが協力して手紙を書きした。亡くなられた後に見て欲しいのか、ご本人の上着のポケットに大事にしまわれました。

亡くなられる数日前に、ご家族からもご本人へお礼のメッセージが届けられ、微笑みながら受け取られました。

意識が無くなる直前に、病院で治療を受けられたことの感謝を述べられ、ご家族に見守られて静かに息を引き取られました。

なんて豊かな人生の幕引きなのだろう、と、目の奥も心の奥も熱くなりながら看取りをさせて頂きました。

素晴らしい最期の時間を、医師として診させて頂いたことに感謝です。
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# by fkymhts | 2014-03-07 13:35

歩幅

僕が四歩走る間に息子は八歩。
一生懸命走ります。
僕と同じ歩幅になるまでリードしていきます。
遠くない将来、同じ速さ、同じ強さで一緒に走れる日が来るのが楽しみです。
その時に僕がおいて行かれないよう、自分自身の体力づくりと、思いやる気持ちを息子に育むのを忘れないように。
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# by fkymhts | 2014-02-18 07:48

記念日

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今日は家内の両親の結婚記念お祝い。
この結婚がなければ、当然、僕と家内の結婚もなく、にぎやかな子供たちもいないんですよね。
家族みんなが関わる記念日です。
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# by fkymhts | 2014-01-31 20:26

不惑

 いよいよ、40歳になりました。

20代から30代になる時も新たなステップへと進む気持ちでしたが、
40となると、これまでは試行錯誤で進んできた青年期が終わり、
職場や社会に対する責任が大きくなってくるように思います。

30代に青年会議所活動を通じて得た学びや刺激、素晴らしい人たちとの出会いを糧として、
不惑の40歳を、自分自身、家族、職場の舵取りをしっかりとできるよう、
がんばります。

ちなみに、青年が終わると中年、かと思ったら、
44歳までは成人としてもっとも体力、気力が充実しているとされる年齢 の、壮年 という分類、
だそうです。

ここまで心身ともに健康に過ごすことができたのも、
ひとえに生み、育ててくれた両親と家族、そして、自分自身の家族が居てくれたからこそ。

お母さん、40年前の今日、僕を産んでくれて、
本当にありがとう。
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# by fkymhts | 2013-12-05 06:22 | 白衣を脱いで

今日は、ちょっと緊張

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お久しぶりの記事ですが、緊張モードです。
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30数年ぶりに、子供の頃に教えて頂いていたピアノの恩師の発表会に出演させて頂きます。

さて、うまくいきますやら。

楽しんで弾きます。
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# by fkymhts | 2013-11-30 12:25

久しぶりのピアノの発表会

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ふくやまが子供の頃にピアノを習っていた杉山先生からお誘いを頂き、発表会に出演することになりました。
杉山先生から、「譜久山病院で治療してもらった、というお子さんもいるよ。」と聞き、発表会当日に会えるのが楽しみなような、上手く弾けなかったら恥ずかしいような、複雑な気分です。
発表会まであと3週間、練習頑張ります。
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# by fkymhts | 2013-11-09 19:18

インフルエンザの予防接種

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始まっています。
去年は12月中旬から流行が始まったとのこと。
予防接種をしてから効果が出るまで数週間かかります。
予防接種を希望される方はぜひお越しください。

予約は不要ですが、 12月中旬からはワクチンが品薄になっているかもしれませんので、病院までお電話 078-927-1514 を下さい。
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# by fkymhts | 2013-11-04 11:17

目からウロコの車椅子

久しぶりに、目からウロコ、の映像を見ました。

福祉と医療、現場と政策をつなぐ「えにし」ネット http://www.yuki-enishi.com/
大熊由紀子先生からのご紹介です。
引用しますね。

◆◇15日朝のBS TBS「足こぎ椅子」◆
2万人の障害者が働くスウェーデン企業サムハルの日本代表だった西野弘さんから:
東北大学医学部の半田教授などが開発をした世界で初の自走式の足こぎ椅子の件です。
本車いすはNHKやTBSの「夢の扉」などに既にご紹介されていますが、
今回の番組は脊椎損傷のある方がこの車いすを活用して生活が復活をする話です。
車いす後進国の日本が初めて世界に誇れる新しい教育機器、移動機器介護機器として活用で
きる画期的な車いすで、発売4年で5000台近くが販売をされております。
今度の日曜日15日BS TBSにて朝9時30分からです
http://www.bs-tbs.co.jp/genre/detail/?mid=koutuuanzen
★足こぎ車いすの実力については、以下を。
http://www.chiikinokizuna.jp/blog/article/657

障害をもった方が行きたい所に行くサポートができ、同時にリハビリにもなりますね!ご家族や一緒に居られる方の介護量が軽減され、沢山の事を一緒に共有できる素晴らしい車椅子です。
ぜひ、譜久山病院で導入したいです。

導入できましたら、お知らせしますね。
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# by fkymhts | 2013-09-13 18:18

逝くひと、遺されるひと

毎週木曜日は、譜久山病院緩和カンファレンスです。
医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、リハビリの療法士、栄養士など、多職種が集まって、がんで入院されている患者さんがどうすればより良く生活することができるかを話し合います。

今週は比較的若い患者さんが多く、ご家族のことも議題に上がりました。

逝く患者さんにとっても、遺されるご家族が死をどのように受け止めることができるのか、そして、死後の家族の生活がどうなのかは、とても大きな問題です。

逝くひとだけでなく、
遺されるひとにとっても
哀しみ、苦しみを和らげることができる緩和ケアを提供していきたいです。
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# by fkymhts | 2013-09-05 14:44