48回目の誕生日が終わろうとしています。
47歳の最後の日と48歳の最初の日に、2日続けてがん患者さんをご自宅で看取りました。
お二人とも多くの家族に囲まれて最期を迎えられ、ご家族が「人徳です」「気配りの人で、自分のことよりもまず人のことをしていました」と言われていたのが心に残りました。
別れはさびしいものですが、いつかは必ずくるもの。
その時を大切なご家族に囲まれて過ごせることは、とても幸せなことだと思います。
こんな言葉を聞いたことがあります。
『あなたが生まれたとき、あなたは泣いていて周りの人達は笑っていたでしょう。
だから、いつかあなたが死ぬとき、あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。そんな人生を送りなさい。 ー ネイティブアメリカンの教え ー 』
医師になったのが24歳。
人生のうち半分を、医師として過ごした事になりました。
医師として、院長として、まわりの人に提供していきたいのは心理的安全性です。
すごいことはできませんが、ほっとしてもらえること。
「安心して話ができる。話をするとほっとする。」と思ってもらえること。
それが緩和ケア外科医として患者さんのお役に立ち、院長として病院で働く医療者のお役に立つために、自分ができる最善のことだと思います。
ひとさまのお役に立てるように48歳の1年間も過ごしていこうと思います。
お母さん、48年前の今日、僕を産んでくれてありがとう。