第25回日本消化器病学会近畿支部教育講演会に、行ってきました。
大腸早期癌の治療
食道癌の集学的治療
胃癌の治療
肝癌の治療
胆膵癌の外科治療
と、消化器のほぼすべての主要な癌について、
約4時間にわたる密度の濃い講義でした。
内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)を使った治療が非常に進んできていること。
それぞれの癌のガイドラインが更新されていて、治療がガイドラインに基づいていることが強調されていること。
日本と欧米との手術の成績は、かなり差があり、
日本の手術は、手術の合併症がより少なく、手術後の再発がより低いこと。
それゆえに、欧米の治療成績と日本の治療成績を比べる時には、注意が必要であること。
などなど、
大変、刺激になる講演でした。
消化器を専門領域とする医師として、
知識のブラッシュアップを怠ってはいけない、と、痛感しました。
新しい知識を、
患者さんの治療に役立てることが出来るよう、
勉強を続けていきます。