医者が患者になってわかったこと のつづきです。
自分で自分の診療はしてはいけない、という決まりがあり、
検査を全面的に委ねることになりました。
腹部の症状なので、
食道、胃を調べる為に、胃カメラ(上部消化管内視鏡)を、
大腸を調べる為に、大腸カメラ(下部消化管内視鏡)を、
そして、他の臓器に異常がないかを調べる為に、腹部CTと、血液検査を
受けることになりました。
「病気は早めに見つけて、早く治療をした方がいいですよ。」
というのが、僕自身、患者さんにおススメしていることですが、
頭では必要だとわかっても、検査を受けることは気が進むものではない、
というのを、実感しました。
とはいえ、まな板の上の鯉。
一旦決めたからには、もう引けません。
それに、なによりも、
おなかの苦しさで食事が食べられない、
原因がわからないので不安が強い、
という状態から、早く抜け出したい、という想いが背中を後押ししてくれました。
まずは、
血液検査とCT、そして、胃カメラからです。
… 長くなりましたので、
つづく、 です。